埼玉県飯能市の児童見守りサービス実証実験におけるアプリケーション提供について

By 2020年4月1日 6月 29th, 2020 お知らせ

当社は「平成30年度埼玉県」において、アプリケーションの改良開発を行い、埼玉県飯能市における児童見守りサービスの実証実験へ提供いたしました。

事業概要

<背景>
埼玉県が鶴ヶ島ジャンクション周辺13市町とともに鶴ヶ島ジャンクション周辺地域における地域未来投資促進施策として、LPWA通信網を構築

<概要>
埼玉県飯能市においてLPWA通信網を活用した児童見守りサービスの実証実験

<期間> 
令和元年11月18日~令和2年1月31日

使用用途・目的

児童に小型通信端末を所持してもらい、ご家族が児童の位置情報をスマートフォンやパソコンから把握できるようにすることにより、「帰宅時刻が遅くて心配」、「一人で習いごとに通わせるのが心配」、「危険な場所で遊んでいないか心配」といったニーズに対応することを目的として実施

搭載機能と効果

①危険エリアの登録・表示・危険区域エリアへの侵入検知等

<課題>
危険発生時に活用できる機能が少ない

<解決>
マップ上の任意の地点にピンを置き、そこから半径100mを危険エリアとして登録できる機能を実装しました。また、そこで登録したエリアにGPS端末が侵入した場合、もしくはエリアから出た場合に管理者(保護者)へメール通知を飛ばす機能を実装することで、危険区域エリアへの侵入検知を実現しました。

②位置情報データから子供の行動範囲を推定、危険エリアの立ち入り通知から重点見守り個所を推定

<課題>
子供の行動データ分析を犯罪に役立てたい

<解決>
本事業の実施によって得られた位置情報データを活用し、子供の行動範囲をマップ上に可視化しました。子供の行動範囲内のエリアと、飯能市防災マップの災害危険エリアが重なる地域を「重点見回り個所」として推定し、危険区域エリアへの侵入検知機能を合わせて活用することで、防災・防犯につながるサービスを実現しました。

アンケート結果

①見守りが安心安全の寄与すること

<目標>
ユーザーアンケートで8割以上の満足を得る

<調査方法>
「Q8.飯能市が自動見守りサービスを提供した場合、利用したいと思いますか。」の問いに対して、「1.かなり利用したいと思う」または「2.少し利用したいと思う」と回答した方を本事業の達成目標ラインとして、その割合を調査しました。

<結果>
27人/31人(約87%)の方が今後も利用したいと回答し、目標を達成しました。

かなり利用したいと思う…15人
少し利用したいと思う…12人
あまり利用したいと思わない…4人
全く利用したいと思わない…0人

②危険エリア登録件数

<目標>
当該学区内で10箇所

<結果>
飯能市防災マップを参考に、主に河川の氾濫や土砂崩れの危険がある地点を10箇所登録しました。

③危険区域エリアへの侵入検知件数

<目標>
1人の子供あたり1週間に1回

<結果>
危険エリアとして登録した地点に、本事業の取り組み期間中に子供が侵入したログデータはなく、侵入検知回数は0回となっています。

④位置情報ログデータから、行動範囲・活動範囲の高いエリアを推定する

<目標>
当該学区内で3個所以上

<結果>
全児童を対象に、2020年1月6日から2月5日までのログデータを一画面上にプロットし、行動範囲・活動範囲を見える化したデータを資料にまとめました。

⑤危険エリア立ち入り通知ログデータから、立入頻度の多い危険エリアを推定する

<目標>
当該学区内で3個所以上

<結果>
全児童を対象に、2020年1月6日から2月5日までのログデータを一画面上にプロットし、飯能市防災マップの災害危険エリアと重なった3地点を重点見回りエリアとしてマップ上に登録し、資料にまとめました。

操作マニュアル・手順書等

下記リンクより確認いただけます。

https://support.iotbase.cloud/category/canvas/